2019/08/03(土)wsdd 試してみた。

samba-jp MLwsddなるものがあるという話を聞いたので、早速試してみた。作業手順は以下のとおり。
  1. ダウンロードする。
    • Webページ見れば分かりますね。私はzipダウンロードしてunzipしたけど、githubだから慣れた方法で。
  2. src/wsdd.pyを/usr/local/bin/wsddにmvする。
    • 自分の環境だと、src/wsdd.pyの1行目を書き換えないと動かなかったよ。お使いのpython3のバージョン等にあわせて書き換えてください。
  3. etc/rc.d/wsddを/usr/loacl/etc/rc.d/wsddにmvする。
    • 見れば分かるけど、WORKGROUPをインストール済みのsamba環境から取得する以外は、何もoptionをつけてくれません。
    • ports/packageからの場合にはsambaをインストールするとtestparm(1)が入るので、testparm(1)経由の取得で動くはずです。PATH関係でうまく動かないので、適宜書き直しましょう。
    • testparm(1)経由の取得でうまく動かない場合には、このファイルに埋め込まれているsamba設定ファイルのファイル名を書き換えてください。
    • IPv4/IPv6だけにしたい(-4/-6)とかインターフェースを限定したい(-i [interface])場合には、当面の間このファイルを書き換えてコマンド行オプションを追加して下さい。
  4. man/wsdd.1を/usr/local/man/man1にmvしてgzipしておく。
  5. /etc/rc.confに'wsdd_enable="YES"'を追加。
  6. 起動。
エクスプローラの探索方法欄にWSDと出るようになったので、うまく動いているのでしょう。
これで、ブラウジングのためだけにSMBv1で動かしているFreeBSD/i386(x64が動かないCPUということで、性能もお察しください。)なマシンも止められるかな。

2019/03/24(日)過去のメモ書きから

過去のメモ書きに、こんなのが眠っていた。要注意としてさらしておく。

FreeBSDのperiodicで、clean_disk有効にしたら、#が冒頭につくファイルを消しまくって、adiaryの管理データ*1まで飛ばしてくれました。adiaryのバージョンをあげてクリーンインストール。わはは。

サルベージの手段はないものだろうか。

*1 : data/db/#index.dat

2019/03/03(日)新居構築その1

geocitiesが今月でサービス終了となるので、Webサーバをでっち上げてみました。

FreeBSD 12.0-RELEASEに次のportsをインストールしました。
  • www/apache24
  • graphics/ImageMagick-nox11
  • security/p5-CryptX
  • devel/git
ImageMagick-nox11のインストールには、以下の点で困った。
  • portupgradeでインストールをかけると、依存関係の追跡にしくじっているらしく、途中で異常終了してた。ログを追って、必要なもの*1をportsからインストールして完走させた。
  • graphics/openjpegのセキュリティホール*2が塞がっていなかったので、新規のインストールには回避策を用いる必要があった。
httpd.confの主な修正点は以下のとおり。
  • adiaryの展開フォルダをapacheのDocumentRoot外にしたんで、Aliasで飛ばすようにした。
  • adiary.cgiのあるフォルダを、CGI/.htaccess/mod_rewriteできるようにした。
  • その下の __cacheと__dataを読めないようにした。
adiary*3gitでダウンロードして展開し、初期設定した。
adiaryのスクリプトは/usr/bin/perlを当てにしているので、リンクを確認しておきましょう。
気づくのが遅れ、数時間悩みました。

さて、次はhttps化ですね。

*1 : 今回はgraphics/mesa-libs。過去にはいろいろあったような気がする。

*2 : openjpeg2.3に対するCVE-2018-5727

*3 : 今回はadiary3.22