2022/01/13(木)Windows10/11のDNS設定がらみのトラブル。

2021年12月頃から、Windows10/11のパソコンで、LAN内のアドレスについてのDNS検索に失敗するようになった。
FreeBSDのマシンでは成功するので、宅内LANのDNSトラブルではない。
どこぞのパッチで何かやらかしたんだなと思って、とりあえずWindowsでLAN内のドメイン引いている部分をアドレス直書きで回避していた。

今日、サブデスクトップ機をWindows11に上げて、設定をいろいろ弄んでいた。
アダプタの設定をみると、IPv6でのDNSサーバはルータ広告等で自動設定されたフレッツ網のものがセットされていた。
「インターネット上のDNSキャッシュサーバであれば、そりゃLANのは知らんがな」と思い、
「イーサネット>追加のプロパティ」の表示から「DNSサーバの割り当て」の編集を押し、既に手動となっていたDNS設定についてIPv6もオンにして、DNSサーバを"::0"とした。
すると、LAN内アドレスも引けるようになった。

無線LAN経由でつないでいて、DHCP使用のノートPC(Win11)の方も、
対応の無線LANアダプタの詳細を表示させると同様に「DNSサーバの割り当て」の編集ボタンがあった。
押して、DNS設定を手動に。IPv4側はオフ。IPv6側はオンにしてDNSサーバを"::0"とする。こちらも引けるようになった。

未だWindows10のメインデスクトップ機でも、
アダプタのプロパティ>ネットワークのタブ>IPv6>次のDNSサーバーのアドレスを使う>優先DNSサーバーに::0
を仕込むことで、IPv4側で設定したローカルのDNSキャッシュサーバーを引くようになった。

現象から推測すると、どうやらIPv6でのDNSサーバ情報が得られればIPv4のDNSサーバ情報を無視するようになったらしい。
いよいよ自宅LANサーバにもIPv6固定アドレスふらなきゃならんかな。